火災保険で雨漏り修理をしましょう【認めらえるのはこんな場合】

火災保険で雨漏り修理をする方法を知りたい方へ。

家の雨漏りがひどいんだけど、火災保険で直せたら助かる。
どんな風に保険申請するのか、そのやり方を知りたい。
雨漏り以外でも火災保険が使えるものがあればついでに知りたい。と考えていませんか?

本記事では、下記の内容を解説いたします。

もくじ
1.火災保険で雨漏り修理が出来るのか?
2.火災保険で雨漏りの被害を申請する方法とは?
3.火災保険で申請できる雨漏り以外の被害

この記事を書いている私は火災保険申請をして45万円の保険金がおりた経験があり、ブログで紹介している無料調査は年間2000件という実績がありますので、記事の信頼性担保に繋がると思います。

この記事は8分くらいで読めます。その結果あなたは次のような事が分かります。
●そもそも火災保険で雨漏り修理が出来るのかが分かる。
●どのようにすれば保険申請ができるのかが分かる。
●火災保険で申請できる雨漏り以外の被害の例が分かる。

1.火災保険で雨漏り修理が出来るのか?

1-1.そもそも雨漏りとは?

雨漏りとは何か、その概要をウィキペディア(Wikipedia)で調べたところ

1.雨漏り(あまもり)は、雨が建築物の内部へ意図しない場所から侵入すること。同様の問題は自動車や鉄道車両においても発生する。

2.建築物は雨が浸入しないように考慮して設計が行われるが、設計の段階で欠陥があるか、あるいは施工の段階で欠陥があると完成した建築物へ雨が浸入することがある。また雨漏りの原因として建築材の経年劣化によるものも挙げられる。

3.台風やその他暴風雪、塩害などの気象条件、周囲環境に適さない建築材や、耐水性の少ない建築材を用いることで劣化の進行が起こりやすく、雨漏りが起こりやすいということがある。

また雨漏りの原因となる水の浸入は、水が風によって下から上に押し上げられたものが多く、たとえ大雨でなくてもある日突然発生するといった事例がしばしば見受けられる。

という事が書いてありました。普段なにげなく口にしている「雨漏り」ですがこうして改めてその意味を聞いてみると知らない事もありますね。特に原因は設計の欠陥や経年劣化の他に台風や暴風雪、塩害までと幅広い事が分かります。

1-2.火災保険で雨漏り修理を申請できるのか?

結論から言いますと「火災保険でおりた保険金を雨漏り修理費に当てる事は可能」です。

しかしながら、雨漏りと言っても全てのケースで保険金を申請できるわけではありません。なぜならば、火災保険の規約によって「自然災害や事故に被った損害であると認められた場合のみ火災保険の対象となる」と決められているので、雨漏りの原因が●月●日の自然災害であると保険会社が認めれば、保険金がおりるという事になります。

1-3.雨漏りで火災保険申請が通った例

●台風や落雷で屋根瓦が破損して、それが直接的な原因となって雨漏りが生じたケース。
●雪の重さが原因で雨漏りしたケースは雪災補償というものが適応されました。

このように火災保険が申請できる条件として一番大きなポイントが「自然災害が原因の被害」であるという事です。

1-4.雨漏りで火災保険申請が通らなかった例

●雨漏りの直接的原因が屋根や外壁などの「経年劣化」とされた場合については申請できません。
●新築時から発生している雨漏りの場合は施工不良の疑いがあるので申請はできません。
●ソーラーパネルを設置したことによる雨漏りや屋根塗装を行ったことによる雨漏りも自己責任となり保険申請はできません。

1-5.私の家の雨漏りも火災保険申請が通りませんでした!

素人判断は禁物、プロの調査会社に診てもらいましょう。

▲上の写真は私の家の柱に出来た雨漏りの染みの写真なんですが築25年の家なので、この雨漏りも保険の対象になると勝手に思い込んでいましたが、プロの調査会社に診てもらったら・・・・

結果は、あえなく「経年劣化」が原因と考えられるという事でした、この雨漏りに関しては火災保険申請は出来ませんでしたが、なんと他の被害箇所を見つけて下さったので保険会社に申請する事が出来ました。

私の家の場合のように経年劣化(老朽化)による雨漏りは、まず間違いなく対象外なのですが、じつは経年劣化に見えてもちゃんと調べてみたら自然災害が原因だったので保険金がおりたという事例もあります。また、新築直後やリフォーム直後の雨漏りに関しましても施工不良ではなく自然災害が原因の場合は火災保険申請が可能です。

詳細はこちら >>経年劣化は99%火災保険が適用されない?

つまり、あなたが「コレは火災保険申請が出来るに違いない」と思っていても保険的に見ると全く的外れだったり、逆に「こんな小さな被害は通るはずがない」と思っている箇所が保険の対象だったりするのです。ホント素人の勝手な判断は禁物ですよね。

特に「雨漏り」の場合は、その原因が上記のように様々事が考えられますから判断がつかない場合は、プロの調査員に相談しましょう。なお、火災保険申請の時効は3年あるので「そういえば●年の台風以降雨漏りがひどくなった」という場合などプロの調査員ならば、遡ってその原因と日時を調べてくれますよ。→【無料診断】屋根や雨漏りの保険申請をサポートします。

2.火災保険で雨漏りの被害を申請する方法とは?

2-1.火災保険申請の手順とは?

火災保険で雨漏りを修理するための保険金がおりる条件が分かりましたか?では、どのような手順で火災保険申請をすればいいのか、その流れを見てみましょう。

①保険会社に「保険金を申請したい」と連絡をする。
②申請に必要な書類を送付してもらう。
③申請に必要な書類を揃えて提出する。
④保険会社が審査(鑑定人が来る場合も)を行い、支払い金額を決定する。
⑤保険金を受け取る。

台風等が原因で雨漏りが発生して保険金申請をしようと思ったら、まず保険会社へ電話をして雨漏りが起きた事やその原因などを伝えます。そうしますと保険会社から請求に必要な書類一式が郵送されてきます。契約者は以下で解説する申請に必要な書類を全て揃えた後、保険会社へ郵送します。

保険会社はその書類を確認、その雨漏りは自然災害が原因かどうか火災保険鑑定人が現地調査や審査をして保険金額が決定します。その後、契約者は口座振込などによって保険金を受け取ることができます。

2-2.火災保険申請に必要なものとは?

火災保険申請の流れが分かったところで保険金申請に必要な書類についてお話します。保険申請の際には保険会社には以下のような書類を提出しなければなりません。

1.保険金請求書
2.事故状況説明書
3.修理見積書
4.損害明細書(家財に損害が出た場合)
5.被害箇所の写真

1の保険金請求書は、保険会社から用紙が送付されますので、そちらに必須事項を記入します。2の事故状況説明書や、家財に対して損害が生じた場合に必要な4の損害明細書は、雨漏り被害が起きた日時とその内容と原因を書きます。別の用紙を使って自分で書くこともできますが、基本的には白紙の用紙が保険会社から送られてきますからそれを使用しましょう。

3の修理見積書は、その雨漏りの被害を元通りにする為の修理にかかる結果的な金額だけでなく、修理に使用する材料名や数量や単価などについても記載する必要があるので専門的な知識が必要です。

また、5の被害箇所の写真は補償の対象物全体と損害部分が分かるように撮影しなければならない為に、時には屋根に登って撮影する場合もでてきます。

このように火災保険は保険会社と契約者だけで申請できるものではありません。特に修理見積書は、専門的な書類になりますからリフォーム会社や専門の調査会社に作成してもらう必要があるのです。

詳細はこちら >>火災保険申請のコツ。書類と写真をキチンと準備しよう。

2-3.火災保険の申請代行に頼む方法もある。

雨漏りの被害も申請しなければ保険会社のほうから言ってくる事は絶対にありませんから先ほどのような書類を面倒でも揃える必要があります。

その中でも、一番大変なのが「事故状況説明書と修理見積書と被害箇所の写真」だと言えます。特に雨漏りのような被害の場合は、その発生した被害の日時や原因を特定するのが難しいので事故状況説明書を書くのは一般の方では無理かもしれません。また、雨漏りの原因が屋根や天井裏にある場合は、屋根に登って被害個所の写真を撮らなければなりません。あなたは屋根に登って写真を撮れますか?

そこで「餅は餅屋」ということわざがあるように、そんな危険な事をしないでもスムーズに保険金がおりたプロの調査会社に頼んでみてはいかかでしょうか?

雨漏りの原因が経年劣化によるものなのか、ほかの自然災害によるものなのか。そして、それはいつ起こったものなのか保険会社を説得させる書類や修理見積書をあなたの代わりに全部作成してくれます。あなたはそれを保険会社に郵送するだけ。日本全国対応で、万が一何も被害が無い場合は完全無料0円です。

また、火災保険申請の代行に頼むもう一つのメリットは、他の被害個所も見つけ出してくれるという点にあります。というのも私が以前頼んだ調査会社は、私が思っていた個所とは全く違う被害個所を見つけ出してくれて保険会社に認められました。「保険会社は申請した個所だけを審査する」というお役所のような所なので、例え他の場所に被害があった場合でも書類に記載されていないと認めてくれないからです。

▲この写真は2年前に調査会社に私の家の雨漏りを診てもらった時の様子です。プロの調査員の方が雨がしみ出している個所の周辺を丹念に調べて被害個所とその原因を明らかにしてくれます。

詳細はこちら >>火災保険の現地調査が家にやって来た!【調査は1時間で終了】

2-4.雨漏り修理は火災保険金がおりてから

保険金がおりていないのに「雨漏り修理の契約をする」火災保険申請の代行業者とは絶対に契約しない!

先ほど私が紹介した無料の屋根調査というのは、じつは他のリフォーム会社等でも行われていますが、ここで一番気をつけて欲しい事が「保険金が必ずおりますから、そのお金で雨漏り修理が出来ますよ」と言って契約書もなしで屋根の調査をしてしまう悪徳業者がなかにはいるという点です。

なぜかというと、「申請すれば必ず保険金がおりるという事はない」からです。特に雨漏りは様々な原因が考えらえますから、私のように経年劣化で却下される場合もあるわけです。それにもかかわらず、「必ずおりますから私の会社でリフォームさせて下さい」というのはおかしな話で、最近ではトラブルになるなど社会問題化しています。

結論、雨漏りの修理をする場合は必ず保険会社から保険金がおりてから、そのお金でリフォームする業者を探して下さい。なぜならば、修理を依頼するにしても使えるお金が最初に分かっていたほうがいいに決まっていますよね。「必ず保険金がおりるからそれで直せます」という謳い文句の会社は、要注意です。

詳細はこちら >>火災保険の特殊詐欺を見破る3つのポイント【実例付】

3.火災保険で申請できる雨漏り以外の被害

3-1.火事以外でも補償されている

火災保険というとそのネーミングから火事になった時に使うものだから私には全く関係ないと、思っている方がいまだに多いのには驚きます。そういう私も自宅を建てた時に強制的に加入した火災保険の細かい補償内容などは全く関心なく、ずっと保険料を払い続けてきました。

既に火災保険に加入して方は、ここでもう一度ご自分の火災保険証書の補償内容を確認してみて下さい。大体このような災害が補償されているかと思います。中には保険料を抑えるのに「水災」や「盗難」などを外している方もいるかもしれませんが、保険証書に記載されているものに関しては保険申請をする事が出来ます。

意外な例では、自分の庭のカーポートがひょうや雪で破損したケース。空き巣に入られて窓ガラスを割られたケース。ゲリラ豪雨のひょうによりエアコンの室外機が壊れたケース等。屋根や家屋そのものはもちろん庭やベランダにあるモノも被害を受けた場合には保険会社に申請する事が出来るのが「火災保険」なんですね。ですからこれからは「火災保険」ではなく「家災保険」と認識を変えてみましょう。

まだ、火災保険に加入していない方は火事以外の災害、例えば洪水などに対する「水災」や「地震保険」などもこの機会に検討してみて下さいね。というのも火災保険で実際に支払われるのは火事は毎年同じなのに対して、ほかの災害が凄く増加しているからです。今や火事になるよりも台風や豪雨、豪雪などの被害のほうが現在の日本では大きなリスクになっている証拠でもあります。

3-2.火災保険の時効は3年、特例もあり。

保険の申請と聞くと、なんか最近起こったものに対して行うというイメージってありますよね。例えば、自動車保険は事故が起こったらすぐに申請するし生命保険も入院や通院したらすぐに申請して保険金を欲しいですよね。

でも火災保険はちょっと違っていて、なんと「3年前まで遡って申請できる」というのが特徴なんです。

「今年は何も災害がなかったけど・・・・そういえば去年の台風以来家の調子がなんかおかしいなぁ」とか。「家の基礎部分に亀裂があるけど、いつからなのか分からない」など家や屋根の不安ってありませんか?

どこが被害を受けているか分からない。いつ被害があったのかも分からないという方でも3年前の気象データと照らし合わせて保険会社に申請する書類を書いてくれるサービスがあるので安心して下さい。火災保険証書があればネットやファックスで簡単に申し込めますよ。

ちなみに地震保険に入っている方ならば、東日本大震災などが原因の場合は「特例」と言って時効がないので、今から申請しても間に合うかもしれません。

詳細はこちら >>台風などの自然災害は、3年前まで遡って保険金申請する事が出来ます。

まとめ

●火災保険でおりた保険金を雨漏り修理費に当てる事は、自然災害や事故に被った損害であると認められた場合のみ可能。

●雨漏りを火災保険申請するには、原因を特定した書類と被害個所の写真を揃えて保険会社に出さなければならない。

●火災保険は火事や雨漏り以外にも屋根・家屋や敷地内の所有物も補償されている。その保険申請の時効は3年。

詳細はこちら >>【火災保険活用法】築5年以上の一戸建てをお持ちの方は必見! 火災保険加入者の80%が「平均100万円」もらえる話。

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なお、この記事に関するご質問や火災保険に関する疑問がございましたら、下の質問フォームからお気軽にお尋ねください。また、紙の依頼書をご希望の方は無料で郵送していますので、下のメールフォームに「紙の依頼書郵送希望」とお名前とご住所を明記してお送りくださればすぐに配送いたします。

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