風雨をつかさどる「風日祈宮」って知ってますか?

去年、私は火災保険の保険金で家族旅行に行ったのですがその場所というのが名古屋と三重県の伊勢神宮。私は以前一度行った事があるのですが家族で行くのは今回初めてでした。

伊勢神宮の内宮や外宮は世界的に有名な神社ですから主な参拝場所はご存知かと思いますが、その中で風雨の災害を防ぎ、五穀豊穣を祈る「風日祈宮・かざひのみのみや」というのがあるのをご存知でしたか?

私は旅行に行く前にガイドブックで知っていたのですが、雨風の災害を防いでくれると聞いて、何かご縁を感じた私は是非参拝したいと思っていました。

由来と歴史

古代の人たちは、風の吹き起こる所を神聖化して祀ってきました。また、雨風は稲作には欠かせないものですが、台風などでは大きな被害をもたらす事があるので、それらを鎮める為に祀るようになりました。

蒙古襲来では神風をもたらした!!

さらに、1281年の蒙古襲来の際には朝廷から大納言が派遣されて蒙古軍撃退の祈祷を行うと、あの有名な「神風」と呼ばれる暴風雨が吹いて幕府軍が勝ったと言われています。

後に「神風特攻隊」などで戦争に利用された歴史もありますがあの時に蒙古軍が勝っていたなら日本の歴史も大きく変わっていたかも知れないと思うと感謝せずにはいられませんね。

風日祈宮の場所は

風日折宮に行くには

まずは、入口の大鳥居のある宇治橋を渡り、右に曲がります。一つ目の小さな橋を渡り鳥居を過ぎると③の五十鈴川の御手洗場という所で手を洗いましょう。そこから⑦の皇大神宮に向かう方が多いかと思いますが、④を越えて札売り所の前に来たら右に曲がります。そると島路川にかかる橋が風日祈宮橋と言われている橋で、その橋の一番奥に風日祈宮があります。

風日祈宮橋を渡ると清らかな気持ちに

最近の日本は毎年のように台風やゲリラ豪雨、さらには豪雪よる自然災害のニュースが後を絶ちません。そのような災害から自分の家や地域を守る為にも伊勢神宮に参拝した際には、この風日祈宮をお参りしてはいかかでしょう。

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