火災保険申請サポートの調査はたったの40分立ち会うだけ【私の家で検証済み】

火災保険申請サポートの調査はたったの40分立ち会うだけ【私の家で検証済み】

2回目の調査を依頼しようと思ったきっかけ。

私の家を「火災保険申請サポート」に最初に見てもらったのは、今から4年前の2017年4月になります。

その時は屋根に被害がなかったので、火災保険では保険金はおりませんでした。しかし家の基礎部分に小さな亀裂が見つかり、地震保険で申請したら無事保険金がおりたという経験があります。その時の調査の様子は下の動画や記事をご覧ください。

詳細はこちら >>火災保険の現地調査が家にやって来た!【調査は1時間で終了】

外壁塗装業者のおにんちゃんの一言で・・・・・

まあ、一度保険金がおりたのでもう火災保険は申請する事はないだろうと思っていたのが正直なところです。しかし、先日私が留守の時に外壁塗装の業者が家に来たみたいでカミさんが応対したのですが、その時に「こんにちわ、近所で外壁塗装の工事を近々行うので、なにかとご迷惑をお掛けするかも知れせんので、ご挨拶に伺いました。」と言われたそうです。

ここまではよくある普通の話だと思いましたが・・・・・それから

じつは、その家の調査をしている時に石井様の屋根が剥がれているのを発見いたしまして、今のうちに直しておいたほうがいいかと思いますよ。」とそのおにいちゃんが言ったそうです。

私もその話を後から聞かされて「えっ、一体どこが剥がれているんだ」と急に心配になって下から見たのですが、なんせ屋根の所ですから見つかるはずもありませんでした。

突然自宅に来る外壁塗装業者の常とう手段?

その後、何週間経っても近所で外壁塗装らしき工事を行う家はありませんでした。良く考えてみるとその時の会話は外壁塗装業者の新たなセールス手法なのかも知れません。

いきなり「家の外壁を塗り直しませんか」と売り込みのセールスをするよりも「屋根の被害個所を見つけてあげました」と言うほうが、なんて親切な会社なんだ。そこに頼んでみようかなと好印象を与えますからね。

昔の私だったら「そうだよな、我が家も25年も経ったからそろそろ外壁や屋根の塗り直しをしなくちゃならないよな。ここは専門家に任せてやってもらおうかな」という事になっていたと思います、たぶん。

しかし、問題なのは外壁塗装工事と一言でいっても一般的な一軒家では100万円くらいのお金が掛かるという事です。お金に余裕がある方ならばいいかもしれませんが、我が家にとっては急な出費です。

最初にリフォーム資金を確保してから

そこで、私は最終的には屋根や外壁を塗り直したりしなければならないとしてもその資金は「自分の火災保険」を活用して捻出できないかと考えました。

幸いにも4年前に火災保険申請を経験しているので、今回2回目の調査をお願いする事にしました。最悪、4年前のように屋根を調査しても被害が見つからず保険金がおりなかったら、なけなしの貯金から費用を出そうと覚悟していますがトライしてみる価値はあると思いました。

悪徳火災保険申請業者(主にリフォーム会社)に騙されるケースはこの順番が逆で、実際に保険申請しなければ保険金がおりない場合があるにも関わらず、「必ずおりますから無料でリフォーム工事ができますよ」という甘い謳い文句で先にリフォーム契約や工事を行おうとしますから注意して下さいね。

その話に乗って工事をしたら工事代金を払わない訳にはいきませんし、途中で解約しようと思っても法外な違約金を請求されるなど、今や下の記事のように社会問題になっています。騙されないように注意点を確認して下さい。

詳細はこちら >>火災保険の特殊詐欺を見破る3つのポイント【実例付】

私のお勧めする理想的な外壁塗装工事の方法は、「最初に火災保険を活用して資金を確保してから、何社かのリフォーム会社に見積もりを取って比較してからその資金内で工事を発注する。」という方法です。外壁塗装工事は素人ではその相場が分からないので、必ず1社だけでなく3~4社の見積もりをとって比較して下さいね。

毎年でも火災保険申請は可能です。

火災保険で台風や豪雪・洪水などの被害申請が出来る事をご存知の方も毎年申請したら、さすがに保険会社から怪しまれるんじゃないかと思う方もいるかもしれません。

しかしながら、最近の日本においては毎年のように大型台風や豪雪被害があるので、数年前に被害調査をしたその時点では被害がなかったけど、その後に知らない間に被害に遭っていたというのは良くある事なのです。ちなみに火災保険の時効は3年間なので、3年前の自然災害まで遡って補償されています。

私の場合は、25年前にローンで家を買った際に加入していた火災保険が、今年の5月で終了するというタイミングもあり、契約が切れる前にダメもとでいいから、再度調査を依頼することにしました。

イシイミノル
特に大きな台風が来た年は屋根に被害が出ている事が多いので、その地域にお住いの方は見てもらったほうがいいですよ。

申し込みはネットで約7分で完了。

「火災保険申請サポートの現地調査」の一番早い申し込み方法はネットからの方法になります。下の専用ページから必要事項を記入して火災保険証書もしくは、保険内容が分かるハガキ等の写真を撮って添付して送信するだけなので、私の場合は大体7分くらいで完了しました。

詳細はこちら >> 火災保険申請サポートの無料診断はコチラから5分でお申込みいただけます。

なお、ネットが苦手。ネットで送るのは怖いという方は「紙の調査依頼書」が用意されていますので、私宛にメールでご請求くだされば速攻でお送りいたします。もちろん無料でお送りします。

その用紙に必要事項を記入して、その用紙と火災保険証書のコピーを郵送か、ファックスすれば申し込みは完了です。家にコピー機がないからコピーが取れない、ファックスもないという方。今は全国のコンビニでコピーやファックスが出来ますから、そんな理由で保険申請を諦めないでくださいね。

最初にこんなメールが来ます。

現地調査の申し込みが無事完了いたしますと、上の写真のようなメールが株式会社ワンズベストというところからあなたに送られてきます。この会社は「火災保険申請サポート」の総括業務・調査会社の調査日程調整等を行っているところで、実際の現地調査はプロの調査専門の会社が行います。

調査会社の担当者から調査日の電話が来ます。

このメールには実際に現場調査をする調査会社名が書いてあり、その調査会社の調査員からあなたの家の現地調査のご都合のよい日時の確認の電話が入る事になっています。そこでご希望の日にちを決めて下さい。※立ち会う時間は長くて1時間程度です。

大体、このメールが届いてから5日以内に来ると思いますが私の場合は1週間かかりました。これは、調査会社も効率よく現地調査を回りたいので同じ地域の方が何件かまとまるのを待っている為のようです。あなたの申し込みが忘れられている訳では決してないのでここは焦らずにお待ちください。

調査日当日の様子はこんな感じ。

私の現地調査の日にちは2月24日の午後3時から約40分くらいという約束になりました。当日は特にこちらで用意するものは何もなく、調査員の方の到着を待つことに。

約束の時間よりも10分ほど早く普通の乗用車で到着。イメージとは少々違い、ドローンを使って撮影するのでハシゴなどの機材もないようでした。※調査会社によってはハシゴを掛けて実際に屋根に登って調査する場合があります。

まずは、下の写真のような書類の説明を受けます。その内容を理解した上で名前と住所を書いてハンコを押してから、屋根の点検にかかってもらいました。悪徳業者の場合は、このような紙の契約書を持ってこないケースがありますが後から証拠となる大事なものなので、必ず事前に持ってくるように言って下さい。

▲裏面にはクーリングオフについての説明もありました。

3年前は、違う調査会社が行ったのですが、その当時はまだドローンが普及していなくてハシゴを使って実際に屋根に登って屋根や壁の被害調査したので約1時間くらい掛かった事を思い出しました。

今回来てもらった調査会社は、ドローン損害調査&火災保険申請コンサルティングと名刺に書いてあったので基本的にはドローンを使って被害個所を見つけて被害個所の写真撮影をする方法が主体だと聞いています。※強風や大雨の場合はドローン撮影が出来ない場合があります。

イシイミノル
業界初、ドローンを使用した調査によって、屋根瓦や屋上設備の破損など人目で調査が困難だった損害箇所を正確に発見し、立ち入り困難な場所の調査も可能になりました。

結局この日は午後2時50分~3時30分で調査は無事終了しました。調査時間は40分という驚きの速さでした。その間、私としては特に何もする事はないので調査員の方に完全にお任せ状態でした。

なお、お客様によっては部屋の中の水漏れなどが気になっている方もいらっしゃるかもしれませんので、その場合は家の中も見てもらって下さい。追加で保険申請が出来る場合があります。別段部屋の中が気になる個所がない、中を見られるのがイヤだという場合は基本的には家の屋根や壁、基礎部分を見て終了となります。

何も被害がなかった場合は

この現地調査の時点で何も被害個所が確認できない。保険申請できる可能性がない。と調査員が判断した場合はその時点で火災保険申請サポートは終了となります。申請できなかったので費用は一切発生せず、完全無料です。

保険申請可能と判断された場合は

この現地調査の時点で、なにかしらの被害が見つかり保険会社に保険申請が可能だと調査員が判断した場合は、この日撮影した被害個所の写真を基に保険会社に郵送する「事故報告書」という書類を作成してくれます。後日、その書類があなたの自宅に郵送されますから、それをあなた自身が保険会社に送ることで火災保険申請が完了します。※最終的にはおりた保険金の33%(税込)の手数料を後払いしていただきます。

【まとめ】やる事はたったの3ステップ、ここまでのおさらいしてみます。

①現地調査のお申込みボタンよりネットで申し込みをする。
詳細はこちら >> 火災保険申請サポートの現地調査はコチラから5分でお申込みいただけます。

②調査会社から連絡があるので、希望の現地調査の日にちを決める。

③現地調査当日、約40分ほど立ち会う。 以上です。

現地調査から3週間後・・・

2月24日の現地調査から3週間後の3月18日に調査会社から、上の写真のような「報告書」が郵送されてきました。その封筒には「事故報告書」「お見積り書」「事故受付連絡マニュアル」の3点が入っていました。

イシイミノル
ここからはその書類の内容について詳しく説明しますので、参考にして下さいね。

事故報告書(風災)とは

上の写真が事故報告書の1ページ目ですが、ここで注目して欲しいのが赤い線で囲んだ【事故日について】という部分です。ここを詳しく書きますと・・・・

【事故日について】2019年10月12日(事故推定日)
事故発見日は2021年2月24日である。気象庁データにて、2019年10月12日に富士市で最大瞬間風速24.5m/sを記録している。

と記載されています。火災保険申請においては「いつどのような自然災害で、どんな被害が生じたか」というのが認定されるポイントになります。この調査会社では過去の気象庁のデータが蓄積されていますので、それらのデータを基に事故の推定日を特定する事が出来るのです。

イシイミノル
ちなみに火災保険の時効は3年間なので2019年10月12日の被害であっても補償の適用内という事になりました。

被害個所の写真とは

次のページには、当日ドローンを使ってくまなく調べた中で屋根にあった「スレートの割れ」の全体の写真とそのアップの写真が掲載されていました。

火災保険申請において最も重要だと言えるポイントに「被害個所の鮮明な写真」というものが挙げられます。その写真の出来足で保険金がおりるかどうか左右されると言われるほどです。今回はご覧のようにしっかりと欠けている事が分かる写真が撮れていますよね。これを一般の人が屋根に登って撮影しようとしたら、難しいし非常に危険を伴います。

こちらは、もう一か所「雨どいの変形」をした場所を撮影したものですが、こちらも隣の家との境に位置するのでドローンでなければ撮れないような写真になっているかと思います。結局、今回の現地調査では合計2か所に被害個所が発見されたという事になりました。

お見積り書とは

この「お見積り書」とは、今回の台風被害で受けた被害個所を元通りに修復する為にかかる費用の見積もりの事です。私が損保ジャパンに電話したところ「台風被害は、20万円以上の損害があった場合のみに支払われます。被害個所の写真とお見積り書を郵送して下さい」と言われました。保険会社によって最低金額というものが設定されているようで損保ジャパンの場合は20万円以上の保険金がおりる可能性があるいう事になります。

今回の私のケースでは2か所の被害を直すのに必要な見積もり金額は80万円ほどになりました。この金額には足場代や材料費・人件費などが含まれているので、ちょっとした被害でも何十万円という金額になってしまうんですね。この見積もり書は調査会社が提携している建築会社さんに出してもらったものになります。

イシイミノル
被害の大きさには関係なく、屋根のスレートが一か所欠けていただけも保険申請は可能なんです

このような専門的な見積もり書は一般の人には無理ですよね。個人で火災保険申請する場合でも見積もり書は専門の業者に依頼する事になります。

事故受付連絡マニュアルとは

さらにさらに、今回一番驚いたのがこちら!「事故受付連絡マニュアル」というものです。
火災保険申請においては、一番最初に保険会社に電話する「事故受付連絡」という作業があります。これを調査会社やリフォーム会社が勝手行う事は法律で禁じられていますから、保険の契約者の方が自ら連絡しなければなりません。ちなみにこの「事故受付連絡も勝手にやっておきますよ」という悪徳業者がいるのでご注意下さいね。

しかしながら、保険申請をしたことがないという方にとっては、どこにどのように電話したらいいのか不安ではないですか?そこで、この調査会社では初めての方でも安心して電話できるように細かいマニュアルが付いています。

私は今回で2回目なので少しは慣れていましたが、このマニュアルには保険会社の電話番号に始まり、どのような事をしゃべればいいのか書いてあるので、マニュアル通りに電話をしたらすぐに終わりました。※ちなみに調査会社のことを電話で言おうとしたら、その前に終了したので保険会社から書類が来るのを待つことにしました。

イシイミノル
保険会社と言っても怖がることはありません。女性のオペレーターの方が出ますので、落ち着いてマニュアル通りに電話すれば大丈夫ですよ。

【まとめ】あなたのやる事はたったひとつ。ここまでのおさらい。

①調査会社から来た書類を確認して、保険会社に電話をするだけ。

保険会社に電話してから4日後・・・

保険会社に電話連絡をしてから丸4日後に、上の写真のような種類が私の元に届きました。その中に写真の右にある「保険金請求書」が入っていました。この用紙に保険金請求者名・住所・電話、契約者の振込み先の口座番号を記入したら、捺印をして完了という簡単すぎる手続きです。

その説明書には保険会社に提出する書類としてこの「保険金請求書」「写真」「修理見積書」の3点と記載されていました。火災保険申請に必要なものは、この3点の書類です。

このことから何が分かるかといいますと・・・・
火災保険申請において「写真」と「修理見積書」が非常に重要だという事です。

「被害個所の写真」は被害の証拠となるものなので正確なアングルや鮮明度が求められますし、「修理見積書」にいたっては、修理見積書の金額がおりる保険金額の目安(もちろん100%認められるわけではない)になりますからプロの建設会社などに作成してもらう必要性があるでしょう。

このような点からもなかなか一般の人が保険金申請をするというのは難しいのが現実ですが、調査会社にお任せした私の場合は、すでに出来上がっている書類一式を保険会社に送り返すだけで完了してしまいました。

【まとめ】あなたのやる事はたったひとつ。ここまでのおさらい。

①保険会社から来た保険金請求書に記入して、保険会社に郵送するだけ。

お疲れ様でした、ここまでの段階で一応「火災保険申請の手続き」は終了となります。物件や保険会社によってはこの後に「火災保険鑑定人」が現地の確認に来る場合もありますが、早い人だと約1か月くらいで下のような保険金が口座に入金されています。

いかがですか?こんなに簡単なのに申し込まれた方の約80%に平均100万円ちかい保険金がおりていますから、どう考えても申し込まない手はないですよね。被害個所が見つからなければ完全無料ですから、あなたはノーリスクです。※クオカードは保険金がおりるおりないに関わらずに必ず貰えます。

この記事のまとめ
1.火災保険申請サポートの現地調査の申し込みはネットからなら7分くらいで出来る。
2.申し込みには紙の依頼書があるので郵送やファックスでも出来る。
3.調査会社から電話があり、都合の良い現地調査日を相談して決める。
4.現地調査には立ち合いが必要だが、約40分くらいで終了する。
5.調査の結果、保険申請可能であれば必要書類をあなたの代わりに作成。あなたはそれを保険会社に送るだけ!

申し込んだ方は何もする事はほとんどありません。プロの調査会社に丸投げしちゃってください。火災保険は使っても次回から上がる事はないので、正直使わないほうが勿体ないし、使い道はもらった方の自由です。まずは現地調査だけでもお試し下さい↓

なお、この記事に関するご質問や火災保険に関する疑問がございましたら、下の質問フォームからお気軽にお尋ねください。また、紙の依頼書をご希望の方は無料で郵送していますので、下のメールフォームに「紙の依頼書郵送希望」とお名前とご住所を明記してお送りくださればすぐに配送いたします。

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