保険金確定の事例~集合住宅・テナント編~

火災保険金確定の事例~集合住宅・テナント編~

火災保険申請サポートの最新の保険金確定の事例をご紹介いたします。
アパート・マンション・テナントなどの建物は、面積が一般住宅よりも大きく修繕や足場代などにかかる費用も大きいので高額な保険金がおりています。

まず、川崎市のマンションの事例ですが火災保険の認定金額が448万円に対して、地震保険の認定金額が618万円と地震保険のほうが大幅に多く出ています。合計で1,066万円の保険金が認定されました。

2つ目の事例は京都府のマンションになりますが、火災保険の認定金額が290万円に対して、地震保険の認定金額が425万円と地震保険のほうが大幅に多く出ています。合計で715万円の保険金が認定されました。

3つ目は大阪の2階建てのアパートですが、火災保険の認定金額が171 万円に対して、地震保険の認定金額が225万円とやはり地震保険のほうが多く出ています。合計で396万円の保険金が認定されました。

最後は千葉県のテナント様の実例ですが、地震保険には未加入だったので火災保険のみで551万円が確定しています。

具体的な被害個所とは

一般的な一戸建ての場合は、一番多い被害個所は何と言っても「屋根・瓦」が多いのですが、今回のような集合住宅やテナントの場合は、住宅と違って瓦の屋根ではないので一見すると保険金がおりないと思いがちです。

しかし、マンションや集合住宅では「雨どいの変形」「板金の剥がれ」など屋根や瓦以外の被害が意外と多いのでキチンと調査すれば何らかの被害が見つかるケースが多々あります。

事実、火災保険申請サポートで保険金がおりた方の約80%の方が被害を受けた認識がない。というアンケートがあります。そして調査をしたら約80%の方に大なり小なりのなんらかの被害が見つかったという結果も出ています。

地震保険での適用が多くなっています

ご覧いただいた事例のように地震保険の金額のほうが火災保険よりも多くなるケースは珍しくありません。地震保険がおりるというと建物が倒壊した場合に限るんじゃないかという先入観を持たれている方が多いのですが、じつは建物の基礎や壁の部分の小さな亀裂も保険の適用範囲になっているんです。

▲上の写真は私の家の基礎部分で見つかった亀裂ですが、この程度でも認定されました。

まとめ

●アパートやマンションやビルの場合は、地震保険が火災保険よりも認定されやすく、おりる金額も大きいので地震保険に加入していれば、火災保険と同時に地震の被害調査もしてもらう。

●アパートやマンションやビルの場合は、一般住宅が屋根や瓦の被害が多いのに対して、建物に付属する物の被害に保険金がおりる場合が多いので、プロの調査員による現地調査で「かくれ被害」がないかどうか調べてもらう。

●アパートやマンションやビルの火災保険申請は、面積が大きいので一般住宅の何倍もの保険金がおりる可能性がある。

あなたの物件も申請可能か調査してみませんか?

とは言ってもどのような被害が保険申請可能なのかを一般の方が判断することは難しいと思います。そこで火災保険や地震保険に加入している建物のオーナー様は、プロの調査員に一度診てもらってはいかがでしょうか?

なお、この記事に関するご質問や火災保険に関する疑問がございましたら、下の質問フォームからお気軽にお尋ねください。また、紙の依頼書をご希望の方は無料で郵送していますので、下のメールフォームに「紙の依頼書郵送希望」とお名前とご住所を明記してお送りくださればすぐに配送いたします。

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