火災保険を使うと保険金が上がるのか知りたい方へ。
火災保険の申請をすると保険料があがるのではと心配だ。
あまり請求をすると申請が不利になるのでは?
さらに、火災保険申請でやってはいけない事を教えて欲しい。と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説いたします。
2.火災保険と他の保険との違いとは?
3.火災保険申請でやってはいけない2つのポイント
この記事を書いている私は火災保険申請をして45万円の保険金がおりた経験があり、ブログで紹介している無料調査は年間2000件という実績がありますので、記事の信頼性担保に繋がると思います。
●火災保険と他の保険との違いが分かる。
●火災保険申請でやってはいけない事が分かる。
1.火災保険の等級とは
1-1.自動車保険の等級とは?
自動車保険の保険料を決める際に利用されるのが「等級」と言って事故歴に応じて保険料の割引や割増を適用する仕組みを指します。
その結果、事故を起こすリスクが少ないと考えられる人ほど保険料は安く、事故を起こすリスクが高いと考えられる人ほど保険料は高くなります。具体的には免許取りたての若い人や保険に加入したばかりの人は6等級というランクに入り保険料も高く設定されています。
このように、あらかじめ事故を起こすリスクが想定される場合には等級という制度が機能するわけですね。
また、自動車保険の場合は「過失割合」というものがあってその割合によって支払う賠償金額が決定する仕組みになっています。よく「2対8で相手のほうが悪い」など聞いた事があるかも知れませんが、普通の自動車事故では衝突した双方の自動車に過失があるのが一般的です。
1-2.火災保険に等級はあるのか?
このブログをお読みの方からくるよくある質問の中に「火災保険を使うと等級が下がり、保険金が上がるって本当なの?」というものがあります。この記事をお読みのあなたもそのような疑問を持たれて、このページにたどり着いたのかも知れませんね。
では、この「保険料が上がるのではないか」という心配はどこから生まれるのかというと、多くの人は先ほどの自動車保険の等級制度がベースになっているのではないでしょうか?
自動車保険の等級制度では、ご存知のように交通事故を起こして保険を使用すると等級が下がり、保険料が値上がりします。しかしながら、火災保険に等級制度は存在しません。では何故火災保険に等級というものがないのかを次の項目でご説明いたします。
1-3.何故、火災保険に等級はないのか?
火災保険に等級がない理由は、自動車保険に何故等級があるのかという事を見ていくとおのずとその理由が分かってきました。最初にお話ししたように「あらかじめ事故を起こすリスクが想定される場合」には等級という制度が機能すると言いましたが、火災保険の場合はどうでしょうか?
あらかじめ火事を起こすリスクの高い人っていますか?火災保険の場合は自動車保険と違い、そのような想定が不可能なので等級という制度がないのです。
但し、地震保険は地震の起こりやすい地域がありますからそのような地域に住んでいる人が加入する場合には、リスクの高い地域はその分保険料も高く設定されています。
また、もうひとつの「過失割合」の場合もあなたの家が火事や自然災害に見舞われたとしても家には何の責任もありませんよね。
つまり、火災保険においては重大な過失が認められない限り(自分で家に火をつけた等)保険加入者には非はないという考えのもと「過失割合」という概念がないので、等級というものもありません。自然災害が認められたなら、等級とかなしで保険加入者に全面的に保険金を支払いますという火災保険の精神がそこには感じられますね。
1-4.火災保険は使うと保険料が上がるのか?
このように火災保険は自動車保険と違って、等級というものがないので火災保険を使って、保険金がおりたとしても次回から保険料が上がるという事はありません。
ですから、こんな些細な事を申請するのはどうかなと尻込みせずに保険料を払っている方であれば当然の権利として火災保険を活用して欲しいと思います。
1-5.火災保険は何回でも申請できるのか?
火災保険は建物全体の保険金を請求すればそこで保険は終了します。※例えば、火事で家が全焼してしまった場合など。
しかし、建物や家財の補修の場合は何度請求しても保険金額は目減りしません。このため、契約終了時期までは、何度でも保険金は支給されることになります。火災保険は回数や金額に制限がありませんので、自然災害や事故があった場合は保険申請をすれば何回でも使えます。
2.火災保険と他の保険との違いとは?
2-1.自動車保険と火災保険との違い
保険の等級と言えば真っ先に思い浮かぶのが自動車保険の等級かと思いますが、これは自動車保険の保険料を決定する重要なものです。
一般的な自動車保険の場合は等級は1から20まであります。通常は6等級からスタートし、1年間の保険期間中に保険を使わなければ1等級ずつアップしていき20等級に近づくほど割引率が高くなる。つまり保険料が安くなる仕組みですね。
しかし、もしも事故を起こして保険を使ってしまうと翌年は1~3等級も下がって、事故有等級というペナルティ的な等級に割り振られるため、翌年以降の保険料は大幅に上がってしまいます。ですから、元の無事故等級に戻るためには事故の翌年より3年間は保険を使わないように無事故での運転をするしかありません。
※自動車事故が起きた場合は、保険申請する為には必ず警察の事故証明が必要になります。
2-2.生命保険と火災保険との違い。
生命保険とは主に「ヒト」に関わるリスクに備える保険ですね。生命保険は、病気やケガで自分や家族に万が一のことが起こったとき、残された家族の生活を経済的にサポートしてくれます。
また、生命保険のなかには、万が一のときの備えだけではなく、将来に向けた貯蓄としての側面を併せ持つタイプもあります。たとえば、子どもの学費の積み立てを目的とした「学資保険」や、老後に必要となる資金の準備を目的とした「個人年金保険」などは貯蓄性も兼ね備えた生命保険です。
保険申請をジャッジする第三者機関がない!?
※生命保険を申請する場合も医者の診断書が必要になりますが、火災保険の場合には、申請する際に必要な書類を作成する警察や医者のような第三者的な機関が存在しません。
保険申請をジャッジするのが、保険金を支払う保険会社そのものというのが火災保険制度の独自の特徴になっているのですが、その為に保険申請にはちょっとしたコツが必要になってきます。
詳細はこちら >>火災保険請求のコツ【基本中の基本編】をおさらいします。
3.火災保険申請でやってはいけない2つのポイント
火災保険は、保険金の申請をしても保険料が上がることはないという他の保険にはない利点がある事がご理解いただけでしょうか?
そのため、火災保険は他の保険よりも保険申請しやすいので、私のブログでも少しでも可能性があるのなら火災保険申請をする事をお勧めしています。確かに、保険申請は保険に加入している人の権利ではありますが、かといって間違った申請をすると不利な状況になることもありますから注意が必要です。ここでは保険申請のやってはいけない行為についてご説明いたします。
①不当な保険金請求をする。
まずは「保険金の不正請求」ですが、これは説明するまでもなく一番のやってはいけない事の筆頭です。保険金が欲しい為にわざと家や屋根を壊したり、嘘の申請を行ったりする事は違法行為にあたりますので、保険会社に訴えられる可能性もあります。
また、最近社会問題化している悪徳業者の中には「少しくらい大袈裟に申請しても大丈夫ですよ」などと巧みな言葉で違法行為をそそのかすケースも報告されていますが、それを信用して申請するとあなたまで罪に問われる羽目になりますからお気をつけ下さいね。
②被害状況を把握していないで申請する。
自然災害や事故の被害を受けた場合は誰でも気が動転してしまい、慌てて保険会社に連絡してしまう人もいるかと思いますが、そのような行為はNGです。
なぜならば、被害状況を把握していないで申請すると破損箇所や原因を上手く伝えられない事が多いからで、不明確な連絡をすると「不正請求ではないか?」と警戒されてしまい、保険会社に怪しまれてしまうことがあるからです。
詳細はこちら >>火災保険の特殊詐欺を見破る3つのポイント【実例付】
特に屋根の上の被害等は素人には分かりずらいですよね。屋根や家屋について明確な状況が分からないという場合には、保険会社に連絡する前に火災保険申請専門の調査会社に連絡して、どのような被害なのか、それは保険申請出来るものなのか等を調査してからあなたの加入している保険会社に連絡すれば、スムーズにいきますよ。
もちろん、プロの調査会社に依頼した場合は保険金がおりた場合だけ手数料を後払いしなければなりませんが、何もなかった場合は調査費も出張費も無料で、全国どこにでも来てくれるので一度相談してみてはいかかでしょうか?→【筆者も体験済み】火災保険申請サポートで楽々保険申請
●火災保険は自動車保険と違い、等級がないので使っても保険料は上がらない。
●火災保険は回数や金額に制限がないので、自然災害や事故があった場合は保険申請をすれば何回でも使える。
●火災保険申請では「保険金の不正請求と被害状況を把握しないで申請する」のはNG。
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