梅雨入り・梅雨明けとも平年より早いところが多い予想。
ウェザーニューズは2018年5月22日、「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表しました。2018年は梅雨入り・梅雨明けともに平年より早いところが多い予想。総雨量は広範囲で平年よりやや多めとなり、6月後半から7月上旬は大雨災害にも注意が必要だといいます。
2018年はすでに5月7日に奄美で梅雨入り、翌8日には沖縄でも梅雨入りが発表され、沖縄は平年並み、奄美は平年より早い梅雨入りとなりました。2018年「梅雨入り・梅雨明け見解」によると、2018年は梅雨前線の北上する時期が早いため、北陸を除く西・東日本の梅雨入りは平年より早く、北陸や東北は平年並みと予想されています。
梅雨明けは、太平洋高気圧が日本の南東海上から強まる見通しであることから、南の地域からではなく関東甲信から梅雨明けしていく可能性もあるという。広範囲で平年より早い予想だが、九州では梅雨明けが平年より遅れる可能性があります。
このため、梅雨期間は西日本を中心に平年並みか平年より長く、関東甲信や北陸、東北は平年より短い予想となっている。沖縄・奄美は6月中旬から下旬に梅雨明けし、西・東日本は6月上旬に梅雨入り、7月中旬から下旬に梅雨明けとなる予想。北陸や東北は6月中旬に梅雨入りし、7月中旬から下旬に梅雨明けとなる見込みになっています。
梅雨期間の総雨量は?
梅雨期間の総雨量は、南西諸島ではやや少ない、西日本ではやや多い、東日本と東北では平年並みからやや多い予想。6月後半から7月中旬は、梅雨前線が本州付近に停滞し、梅雨前線の活動が活発化しやすくなると予想されています。
西日本や東海、関東甲信を中心に大雨に対する警戒
激しい雷雨や大雨により災害発生の恐れもあるため、特に西日本や東海、関東甲信を中心に大雨に対する警戒が必要だといいます。
6月11日には台風5号が日本付近に接近する為に梅雨前線を刺激して大雨になる恐れがあります。今年も昨年同様に梅雨の時期から秋ごろまで、台風やゲリラ豪雨による突然の大雨には十分な注意が必要ですね。