床下浸水は保険でどう補償されるのか?45cmが一つの目安に。

自宅が床下浸水したので保険がおりるか知りたいと思っている方へ。「床下浸水と床上浸水」一見同じような水害ですが、火災保険によっては保険金がおりない場合があるのをご存知でしたか?火災保険で床下浸水と床上浸水がどう補償されるかを解説します。

7月に西日本を中心とした豪雨災害で被害を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げます。このような時こそ、火災保険を有効に使っていただきたいと思います。連日のニュースで水害による住宅への浸水の映像を見ていて床上浸水と床下浸水との違いを調べてみました。

浸水による損害は「水災」を付帯していれば補償される

ますは基本的なことなんですが浸水による水害被害は、あなたの火災保険の補償範囲に「水災」が含まれていなければ、火災保険会社から保険金が支払われることはありません。

といいますのも現在の火災保険は、上の表のようにそれぞれ独自の商品を販売していますので、同じ補償内容という訳ではないんですね。火災保険商品の中にいくつかプランがあって水災を補償するプランとしないプランがあります。上の図では「水災」をカバーしているのは1の商品だけで、他はカバーしていませんね。

あなたの加入している保険が「水災」を補償しているかをまず一番最初に確認しましょう。

残念ながら、床下浸水は補償対象外

ご存知のように河川や高潮などが原因の水害による浸水には「床上浸水」「床下浸水」があります。また火災保険における水災の保険金の支払い要件は、一般的に次のような条件があります。

1.建物または家財それぞれの時価の30%以上の損害
2.床上浸水または地盤面から45cm超える浸水による損害

火災保険によってこれらが基準になっていますから水災のときの火災保険金の支払いは異なります。つまり、床下浸水のみだと保険金の支払い基準を満たしませんから、水災補償の対象外になっているケースが多いです。

浸水の被害が分かる証拠写真は撮っておこう

保険対象に30%以上の損害がある場合と言われても一般の私たちにはよく分からないと思うので、床上浸水の45cmが一つの目安なので浸水に遭われた際には必ずどのくらいの高さまで水が来たのかが分かる証拠の写真を撮っておきましょう。国や自治体による水害被災支援などでも、原則的に床下浸水による損害は対象外となっています。

保険に使う写真の撮り方の記事はこちら↓

火災保険に使う写真を撮る時のポイントは2つ。

また、床上浸水による損害補償に認定されるにも条件があるようです。一般的に水害の補償範囲は、保険金額の30%以上の損害が発生したとき。または、床上浸水(または地盤面から45cm超)が発生した場合に限り補償されます。

水災は保険金支払いの条件がこのように細かいことが分かります。なお、水災で保険金を請求する場合、通常は罹災(りさい)証明が必要になります。罹災証明は風水災の場合には市区町村で発行されます。

NHKで放送された水害に対する火災保険の使い方の動画

上の写真は、NHKの朝の番組「あさイチ」で放送された「知っておきたい水害の保険」という動画なんですが、その番組の中に登場した方は自宅が床上浸水の被害にあい、畳とフローリングを張り替えて壁の一部も直す事になったので修理費用が200万円にもなったそうです。

しかし、火災保険が水害も補償してくれる事を友人から教えてもらい保険会社に申請したところなんと、137万円の保険金がおりました。この方は水害なのに火災保険が使えるという事自体にビックリしていましたが、このシステムを知らなかったら自費で修理をしていたところでしたよね。

水災補償を外すことで保険料を節約することが出来る?

火災保険を少しでも安くしたいと考えて水災補償を外すという方法はありますが、単に保険料が安くなるという理由だけで水災補償を除外するのは考えものですね。とうのも最近の日本は記録的に台風の発生が多く、それに伴い洪水などの「水災」が増えているからです。

日本全国どこでも地震が起こるように水災の被害が起こらない地域のほうが珍しい時代になっているのです。あなたが住んでいる地盤や周辺の河川や山、水害の際の排水の状況などのリスクを下の記事をご覧いただきチェックしてから判断しましょう。

自然災害から身を守るハザードマップを活用する4つの方法

なお、水災に関する詳しい判断基準は、火災保険会社によって異なるのでプロの調査会社に相談してみてはいかがでしょうか?私も昨年こちらの調査会社に見てもらい、無事保険会社から保険金がおりました↓



「火災保険がこんなに活用できるなんて知らなった」という沢山の方がパソコンやスマホ、タブレットで参加しています。行動しなければ何も変わりません。自分でも出来るのか?不安はあるかと思いますが、分からない点は下の質問専用メールフォームからお気軽にお聞き下さい。





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経営支援コンサルタント&ロゴデザイナーで、旅行とミステリー小説が大好きなおじさんです。プロフィール写真がうまく表示されません(笑)詳しくは私のプロフィール欄をご覧下さい。